…何か作文みたいだな(笑)まぁええや


まず僕が創作という行為を始めたのがいつかというと、確か小学校5年生の時ですね
記憶力悪いのによくもまぁこんなにはっきりと覚えてるわ(笑)
最初に描き始めたのが、やはり漫画でしたね
あんなの漫画なんて言えるレベルじゃなかったですけどね!(笑)
よくもあんなのを描いてたなと、今更笑い話になるばかりですよww
画力もさながら、(まぁ経験不足という年齢的部分もあったので致し方ない点はありましたが)話がすっごく単調で
何とも中身のない展開だったことか(^^;)
ただ、この頃から書く話は長編でしたね
この頃に始めた長編が、実はポケ○ンだったりするのですが(爆)
諸事情あって、ただ今5巻で止まってます(笑)
長すぎるんだよお前ww


その後もまぁ色んな話(こちらはオリジナル)を思いついては、ネタとしてノートに書き込んで、また浮かんだら書き込んでを繰り返し、それから幾ばくか経った頃…
確かなキッカケっていうのは覚えてないのですが、話を作るに当たって「中身」を持ちたいなと思った瞬間が出てきたんです
恐らくsp(正式名称の略、此処ではこれで説明します)を思いついたのがキッカケだったと思うのですが…
その頃マンキンにはまっていたこともあり、霊とかに興味があったのかもです
あとその当時デビチルにはまっていたこともあり、こういう服とかいいな?みたいなコトを考えたり
それで自分なりの設定をこさえたんですよね
ただ此処までは今までのネタ出しとさほど変わらずだったんです

それからそんなに経たなかった時かな?
夢で、その話の最終話(つか最終章かな?)を見たんですよ
それでね

泣いちゃったわけです

そんな展開は自分の中で全然なくって、でも夢でそれを見たって事はどこかにそういうのがあったのかもしれなくって
ただ悲しいという思いと同時に、そういう発想もあるんだなと感じた訳です
ハッピーエンドではないけど、決してバッドエンドではない
幸せ不幸せじゃなく、別の所に視点を向けた世界って、あるんだなって
漠然とそう感じたんです
一見まるで意味のない展開だけれど、遠い目で見れば何かを訴えてる
そんなストーリーの作り方もあるなって



正直それが僕の創作の転機だったですね
ただ主人公が誰かを好きになり、誰かに好かれたりする恋愛漫画
目的を果たす為にひたすら戦っていく冒険物
ギャグとかネタにばっかり走ったギャグマンガ
そういう単調としたものを求めなくなったんです

何でかって言うのはまた難しいですが…
要するに、典型的な枠に入るようなストーリーは、正直誰にでもかけるんじゃないかなって思ったんです
キャラの名前が違ったり、生い立ちが違ったり、関係性が違ったり
たったそれだけで、結局根本的には同じ物って世の中に溢れてるんじゃないかなって思ったんです
そんなこと言ったら世の漫画家さんに殺されそうですが…(ガクガク)

ただ枠は一緒でも、その中身にどれだけの力を注げるかっていう所に、作家としての力量を問われると思うのですが…

要はそれと同じですね
どうせ創るなら、他の誰にも真似出来ない、自分だけのストーリーを作りたいなっていう思いが湧いたわけです
そこから、僕の創作は本当の意味で自分だけの世界観というものを形作り始めた訳です

こういう思いを持ち始めた頃から、作品に対して好き嫌いが強くなった気がします
すっごい単調で先の見える話には全然食いつかなくなりましたし、ギャグだけで中身のない話とかには見向きもしなくなりました
自分の、自分だけの世界観を活かしている作家さんに強い憧れを抱き始めていた訳です
勿論、この頃キャラ萌えの思考も作られてしまったので、それではまることも少なくはなかったですが(苦笑)
でも、少なくともストーリー性に乏しい作品に関しては全く受け付けなくなったのは事実ですね

…ってそれだけで作品を全部選んではないですけどね;;
作品の中身に対する尊敬と同時に、作品の表現力に対する尊敬もあったので、描き方とかがスゴク上手いヒトには、そりゃあもう惹かれましたとも
それで更に作品の内容がすごく凝ってて素敵なヒトにはキュンキュンしますけど(笑)



まぁそんな感じで、作品を作るという行為に少し重みを持つようになって、いよいよ形にしたいなと思ったときです
サイト周りとかもし始めたその当時、自分で作った作品をサイトに上げるっていいなって思ったんです
そこで制作に踏み切った訳ですが、その時は上手く出来ずに撃沈
そこで受験シーズンが来てしまい、仕方なくその目標を一度手放しました
受験が終わった頃かな?終わる前だったっけ?
その近辺だったと思うのですが、大好きなサイト様が閉鎖されてしまうという事が起こりました
僕が初めて書き込みをしたりメールを送らせてもらったサイト様だけあって、辛かったですね…
何かその反動なのか、はたまた何かを思ったのか
もう一度サイトを作ってみようと思った訳です
タグの理解から勉強を始め、作り上げたのが今から約3年前でしょうか
サイトを作ったのはそんな感じな経緯だったと思います


此処で出てくるのが何で創作が小説だったのか
ぶっちゃけた話、特別な道具が何も要らなかったからです(苦笑)
絵をサイトにあげるとなると、スキャナやらペンタブやら何やら要りますし
あと画像処理ソフトとかも必要ですよね
そんな環境が整ってなかったので、まずキーボードさえ使えれば出来るという小説をし始めたんです

最初はワードで、上で話したspを打ち始めたんですよね
ただこれが保存していたCD?Rが壊れるという事態が発生し、また最初の頃保存してたフロッピーも駄目になってしまい、中身がパァになるという事件が発生したんですよ
これかなりショックで…;;

で、次にどうしたかって言うのが、その当時盛んにやってたぱどタ○ンで使い始めたマイプロフィール(現:ドリコムブログ、ぶっちゃけこのブログの元です(笑))に「宝石の導き」を作成しはじめたんです
この話はspの大分後、その当時一番新しいネタだったんですが
コレを選んだのは、パラレルの中で一番まともっていうか現実離れしてない話だったからです
魔法とか超能力とか、そういった類のものがないという意味ですよ?(苦笑)
そして、話の筋が頭の中にあって完成させられるだろうという期待があったからです

この頃の僕の特徴としては、考え付く話が皆スケールのデカイものばっかりで、そもそも完成させるのが難しいよねっていうのばっかりだったんですよ(苦笑)
なので、時間と労力と作品制作に掛けられる時間から考えてまず無理だとなって、ネタだけ放置の状態が続いていたわけで…
なので久々に完成に向けての創作をし始めたんですよね
…結局この「宝石の導き」完成に3年か4年かかってますけど(笑)
しかもこの半分は実は3ヶ月かそこらで書いてるとかいう意味不明な話(爆)
一応完成させたのでいいんですけど…
(「宝石の導き」はオリジサイトに掲載中)
でも正直めっさ書き直したい衝動に駆られます、今読むと(苦笑)
へたっぴだなって物凄く思うww



じゃあなんでそこまでして小説にこだわるのか
まぁぶっちゃけ自分の絵じゃ駄目だなっていうのはありますけど(笑)
根本的には、「日本語の可能性」を自分が何処まで試せるかな?って思ったからですね
表現の仕方とか、語彙の豊富さとか、ものの考え方とか、当て字とか特別に読ませる読み仮名とか
そういう日本にしかない素晴らしさに惹かれていたんです

だからまぁ、何だ、表向き絵が下手だとか限界見出したからだとか言ってますが(苦笑)
(ぶっちゃけ嘘ではないですけどね;;)
一応、「小説を書く」「ストーリーを創作する」っていう行為には物凄く思い入れと心構えみたいなのを持っております
それでやっていきたいって、本気で思ってる訳ですよ
なので、もっともっと文学作品や色んな文章に触れるべきなんでしょうけど;;
今のところかなり独学です、そこまで本は読んじゃいねぇ(苦笑)
ライトノベルはただ楽しんで読んでるだけですし…



今の自分の中には、「自分にしかないもの」「自分にしか出来ないもの」をやっていきたいなというのが本音です
ゴールには辿り着いていないので、これからもずっと模索し続けますが

なのでまぁ、言いたい事は表向きはぐらかしたりそんなことないと否定したりしてはいますが、自分の作品に対する思いは強いです
一つ一つ何か意味を持たせたいと思って書いております
だからこそ長ったらしく重い文章になるんですけど;;
でも、それが僕の色だなと思って、これからも創作活動をしていきたいなと思っている訳です


…すっごく長くなった;;
これでも大分はしょったつもりなんだけどな(苦笑)